おはようございます!
裁判離婚シングルマザー たま です。
前回記事:【離婚訴訟日記】和解をするか?反訴にするか?委任弁護士さんとの相談
からの続きです。
反訴に対しての迷い
『和解をするか?反訴をするか?』の弁護士さんとの相談で
反訴をしたい気持ちが大きくなってきた たま。
でも何故 たま がここまで迷っているかというと
弁論準備期日の後に委任弁護士さんに
チラッと言われた言葉がすごく気になっていたからです。
その言葉とは。。。
『倍の費用がかかるけどね。』
『倍って・・・?』と聞く間もなかったので
料金を明確に出してもらおうと思ったのも
今回の打ち合せで聞きたかった事の1つです。
委任契約時の弁護士さんへの相談の時・・・
『離婚はしたくないけど、訴状が来た時の色々な弁護士事務所の相談で
もう離婚が成立するのは免れないと言われてきているので
離婚が成立してしまうのは仕方がないと思っています。
離婚するなら特別費用含め養育費12万円と慰謝料150万円くらいの条件を希望します。』
という内容で委任を引き受けて頂いた事を
てっきり、全てが込みの料金になっていると思いました。
もう一度、ちゃんとした金額を聞かなければ!
という確認の意味を込めて、ちゃんとお話したかったという所です。
委任契約時に言われた金額
元々説明された金額は
- 着手金40万円
- 日当5万円(弁護士法廷へ足を運んだ日数×5万円)
- 他、経費にかかった分先払い2万円
- 成功報酬(成功報酬詳細は下記)
<成功報酬>
- 40万円
- 経済利益(養育費経済利益10%×7万円と慰謝料10%)
のどちらか高い方。
上記の説明は受けたもの持参したの委任契約書には
成功報酬40万円としかかかれていませんでした。。。
本訴だけの料金って事です。
もう1つ裁判を起こす様なものだと言っていたから
単純に倍の金額と言われたら払えない。。。
恐る恐る、委任弁護士さんに聞きました。
たま
『それと料金の件なんですが、、、
倍かかると聞こえたのですが
実際はおいくらの依頼料になるのでしょうか?』
委任弁護士さん
『反訴をした場合『本訴(離婚)』は成功報酬なしなので
反訴分の着手金と経費だけ上乗せになります。
日当は2件の裁判でも同時進行だから1日分は変わりません。
成功報酬の条件は同じです。』
貧乏計算機
ここで貧乏根性が働き計算。。。
ピコピコ・・・
今の所、夫の和解案をのんだ場合は
- 着手金40万円
- 日当5万円×5日(予想)25万円
- 経費(予想)2万円
- 成功報酬40万円(詳細は下記)
合計 約107万円
<上記の成功報酬の内訳>
- 離婚は成立でゼロ
- 養育費は経済利益なし
- 慰謝料10%として5万なので高い方は40万円
実質慰謝料だけの成功報酬で50万円とってもらっても10万円しかのこらない。
40万円以下になるなら、ゼロにしてくれないと足が出る計算。
反訴した場合の費用
- 本訴・着手金 40万円
- 反訴・着手金 40万円
- 日当は同じ5万円×日数で約12日分 60万円(長引くから)
- 経費(単純に2倍で)4万円
- 成功報酬40万円(詳細は下記)
合計 約184万円
<上記、成功報酬の内訳>
- 離婚は成立でゼロ
- 慰謝料はなし
- 養育費は40万円(理由は下記の計算)
<養育費の経済利益の計算>
8万円の場合経済利益は2万円の10%が2千円×7年16万8千円
10万円の場合経済利益は4万円の10%が4千円×7年33万6千円
10万円だとしても33万6千円なので40万円が成功報酬
反訴しない場合との差は約77万円。
さあ、どうしよう・・・
母子家庭の たま にとって77万円はとっても大きな金額。。。
心の中の葛藤
正直もう傷付きたくない。
でも養育費だけは高くとりたい。
この先、裁判が終わるまでずっと自分の体調悪くする様なら、結果良いとは言えない事になるかもしれない。
娘が生まれる前の日に出て行った夫に普通に離婚されるのは悔しい。
お金ならきっとどうにかなる、とっとと終わらせて楽しく暮らしたい。
娘には今後父親がいない事でのツライ試練があるのに私の苦痛位どーでもない事
・・・葛藤。
葛藤の末
たま
『反訴してとことんやりたい気持ちはヤマヤマなんですが
ちゃんと支払えないとご迷惑をかけますので
一度金銭面を確実にしてから答えさせて頂いてもいいですか?』
委任弁護士さん
『いいですが、判決の動きになってしまったら
反訴する事ができないので、早めに回答してくださいね。』
『次の弁論期日までにお願いします。』
たま
『わかりました。』
つづく・・・