おはようございます。
裁判離婚シングルマザー たま です。
夫の訴状に対して たま の答弁書です。
関連記事【【離婚訴訟日記】訴状が届きました。(3)夫の離婚請求原因とは?】
答弁書とは
答弁書とは訴状に対しての回答の様なもので
『口頭弁論期日に裁判所に出頭しないと裁判に負ける』と言う事は
よく知られていますが
答弁書も期日までに間に合わないと負けます。
訴状が届いた時には、期限迄の時間は一ヶ月を切っていました。
FAXは無いので、郵送で速達と考えても期間は・・・3週間弱。
弁護士さんは
訴状が来たらここ依頼しようという人が決まっていたのですが
あいにく時間の都合が合わず相談予約は1週間待ち・・・
そして、たま の場合、何故か答弁書がない・・・
最初は答弁書が同封されていない事で
何の事かよくわかりませんでしたが
弁護士事務所に予約をとった時に事情を話したら
とりあえず早めに送る様に言われました。
なので、作成しなければなりません。
答弁書の推奨書式と書くべき内容
調べたところ、答弁書には推奨されている書式設定があります。
左に穴で綴る為のスペースだったりホチキススペースも用意しないといけません。
- 1行37文字
- 1頁26行
- 左余白30㎜
- 右余白15~20㎜程度
- 上余白35㎜
- 下端27㎜
- 文字サイズは12ポイント
- 片面印刷
- A4サイズ
- ページの表示
そして書く事も決まっています。
- 印鑑
- 日付け
- ○○裁判所○○××係り御中
- 口頭弁論期日
- 事件名
- 被告名
- 原告名
- 住所
などなどまだ沢山ありますが・・・
こんな細かく書いておいて本当に推奨なのか???
一応手書きでも良いですがワープロ推奨だそうです。
間違うと『大変な事になる・・・』と思った たま は、
とりあえず自分で書く事は早々に諦めました。
本命の弁護士さんは予約でさえ一週間先と言う事で
もしかしたら時間がないから仕事が受けられません。
って事もあるのかな?!と不安もよぎったので
ダメだった時の次の候補の弁護士さんを探しはじめました。
子供もまだ一時保育で、日にちも時間も限られているので
できるだけ本命弁護士さんの相談の日に入れられる様に用意。
※後日談になりますが
結局は本命弁護士さんには引き受けてもらえませんでした。
別の記事で理由書きます。
答弁書の打ち合せ(聞きとり)
答弁書の中身に進みます!
弁護士さんと委任契約をして答弁書を書いて頂きました。
訴状の中の『離婚したいと思った経緯と内容』に対しての
事実であったか?という部分を答えていきます。
委任契約した弁護士さんのやり方は
『はい』か『いいえ』で答えてくださいというものでした。
答弁書には事実を『認める』か『認めない』かで書かれて行きます。
『不知』いう回答は自分が知らない事に関しては『知らない』という意味で使用できます。
答弁書の内容
黙秘の様な使い方は良く無いので、知っている事はハッキリ答えます。
今回もわかりづらいので、原告・被告の言い回しは『夫』『妻』に置き換えています。
- 夫の請求を棄却する。
- 原告と被告との間の長女○○の親権者を被告と定める関しては子の福祉に適うものであるので認める。
- 訴訟費用は原告の負担とする。
- 請求原因の争われる当事者については認める
- 離婚原因について・・・
・妊娠中、家事をしなかった
→認める(妻は切迫早産の為、家事を行う事ができなかった。部屋の片付け・掃除は妻の両親が行っていた)
・夫が通院の補助をしていた
→認める
・給料を渡すように言われた(夫の給料を私に渡す様に言ったか?)
→認める
・(夫の)お小遣いが少なかった
→認める
・家庭用品を買っても領収証を出さないと代金をくれなかった
→認める
・会社の交通費も領収書を渡し、自分(夫)の給料から出していた
→認める
・義父義母に自動車保険や健康保険の支払い状況を執拗に聞かれた
→否認する
・給与明細の旅行の積み立てや備品積み立てとは何かを聞かれた
→認める
・妻の収支について開示がなかった
→否認する(口頭での開示はしたが、明細の開示までは夫から言われなかった)
・義母から貯金を全て妻に渡す様に言われたが拒否した
→不知
・妻と義母から金銭面で責められた
→不知
・会社から交通費が出ない事を責められた
→否認する
・無給の休日出勤をすると責められた
→否認する
・上記の事がストレスになり体重が減った
→不知
・妊婦の妻は障害をもった子が生まれるのではないか?という不安からインターネット検索をし続けた。
→認める
・夫両親は結婚の時や他の祝い事もお祝いしようと思っていたが、しなかった、その為生まれる前にベビー服やオムツを送った所、変な親だと言われ怒られた。
→否認する
・妻は『自分で考えろ』と言ったり、『解らなければ聞け』と言ったり、矛盾した事を言うのでどうして良いのか解らなくなった。
→不知(陣痛時に『心配ってどうしたらいいの?』と聞かれ『自分で考えて』と言った事はある。)
・被告の母に暴言を吐かれ、それを止めない妻の態度により結婚生活と続けられなくなった。
→不知
・原告の実家は妻が帝王切開になるかもしれないと原告から聞き50万円の送金をした。その50万円を妻の母親は被告に預ける様に指示をした。
→帝王切開の事実については認めるが、送金や預ける指示については不知
・原告は自宅に帰るのが怖くなって、体が震える様になった。
→不知
・夫は妻に非協力的だと責められ、泣いた。
→不知(妻が入院の際、当日朝まで夫が記入しなければならない入院に関しての書類に目を通さずサインもしなかった為、協力を求めた。)
・長女の出産を終えた妻に同居出来ないと告げ、会社の寮で生活をする事になった。
→否認ないし争う
・調停が不調に終わってから婚姻費用を現在に至るまで毎月12万円を支払っている。
→認める
・婚姻期間の同居年数と別居期間中に一度も会っていない事、妻と長女にも2度と会う事はない事から、民法770条1項5号(婚姻関係を継続しがたい重大な理由)に基づき離婚を求める。
→否認ないし争う
夫は妻の母親との不仲を理由に、一方的に別居に至ったもので、正当な理由無く一方的に夫婦の同居義務を放棄し、別居に至ったものであり、妻に離婚原因はなく、むしろ原告に離婚原因があるというべきである。
また、妻は婚姻費用を受け取る度に夫へメールし子供の成長の状況や写真を送るなどしており、婚姻関係が破綻しているとまでは言えないというべきである。
こんな感じでした。
もっと、実際はこうだったと言う事を
委任弁護士さんに言いましたが、書いていない物が多かったです。
何故なら、たま は『離婚したくない』という形で争うために
不満の様な事は書くと裁判官から言わせると
『だったら離婚すれば?』って事になるからだそうです。
気が収まらないので、次回、言い訳を書かせてもらおうと思います(笑)
グチグチしているのを読むのが苦手な方もおられると思うので
興味ある方だけ、真相を聞いてくださいT_T
つづく・・・